2009年1月29日木曜日

能・・・No・・悩・・

先日(1/29)の仙台での稽古のことでした。

その時、ある門人に言われたのは、「老師の技は”能”の動きのようである」と。

また「闘争的な構えを感じさる所が殆んどない」とも。

ついでにもう一つ、「親が子を窘めるような技で、つまらない反抗心を削ぐような技を感じる」とも評しておりました。

おや、こんな門人が居たとは・・・!、多少、ヨイショがあるにしても、驚きと嬉しさに内心ニンマリ。臥龍禅道場の方向性や特色を端的に評してくれた一言ではありました。

2009年1月26日月曜日

昇級審査

昨日の稽古で一名の昇級審査を行った。良くポイントを掴んでいたので安心して観ていることが出来た。最近の門人の熱心さには敬服さえしてしまう。今が「旬」の時期なのだろう。次には「熟成」の時期がやって来ることも忘れてはならないのだ。次回の審査は四月に行う予定だ。新たな黒帯も誕生しそうである。

2009年1月11日日曜日

寝正月からの目覚め!?

今年初めてのブログである。

あらためて本年も臥龍禅道場を宜しくお願い申し上げる次第である。
さて、音沙汰の無かった年頭ではあったが、昨今の出来事は以下の通りである。

1/3 初稽古。及び新年会を本部道場で行った。
   各位、充実した稽古後に、持ちよりの料理で一献。

1/4 前日に引き続き稽古である。
   参加者の顔が生き生きと感じられる。今年は黒帯が増えそうな予感・・・いや、実感である!

1/8 多賀城での稽古。
   S氏との初稽古となる。氏はある武術の師範でもある。今年は賓主互換の年になる。

1/9・1/10 この両日、仙台市在住のS氏が見学体験に訪れた。
   いろいろな武術を嗜んでいるのだろう。昔日の厳しい稽古が心身に刻み込まれている御仁である。
   体験して曰く、今までの武道暦で初めての体感である、と。

1/11 今年一番の参加者数である。
   壮若男女(老若ではない!)の稽古。52.5畳の本部道場が狭くすら感じた次第である。
   後半、K君は何か得るところがあったらしく、稽古後、嬉々として帰って行った。
   こんな時ほど指導者としての喜びに勝るものはない。
   しかし、更に参ぜよ三十年!である。

今年は丑年。当道場も干支に因んで「虎視牛行」で参ろうか(笑)。