昨日、トルコ支部での稽古を終え、日本に帰国した。
いや~、いい稽古になりましたよ。妥協のないトルコ支部生のパワーは本部道場生も見習う部分があるようです。どうやら、合気の本質は海を越えて行ったようです。
どうも内弟子Mr.Kです。
老師がトルコ支部に向かわれてから、内弟子二人でお留守番しております。それもようやく折り返し地点。お寺の仕事も大変ですが、泣いてばかりもいられません。
土日と本部道場では自主稽古が行われました。M氏の指導のもと、普段の老師のプレッシャーから解放された門人たちは、「なぜか」いきいきとしているように見えました(笑)自主稽古の告知はしていましたが、自主稽古でも熱心に通うもの、知らずに来たもの、老師がいないのを知ってて敢えて狙ってきたもの…は、いないと信じたいですね(笑)でも真面目な話、緊張したり、力んだりしては、良い合気はでてきません。リラックス、そして無我の境地こそ、合気の真髄なのです!………と老師がおっしゃっておりました。
さてお知らせです。
一つめ。以前と重複の内容ですが、明日の本部道場と今週木曜の多賀城稽古はお休みです。次回は18日(土)の本部道場です。
その土曜日なんですが、団体での坐禅会及び大東流体験が予定されています。10~15人ほどでお越しになられるようなので、門人の方々にはその点を理解していただければと思います。12:30から坐禅と老師のお話が始まりますので、門人の方々で参加希望の方がおれば、一緒にお座りください。うちの老師がお話する機会なんて滅多にないですよ?(笑)なお、この日は一般の方の見学・体験はご遠慮いただきますので、あらかじめ御了承下さい。
二つめ。Mr.Kの独断で、中條真堂のfacebookアカウントを作っちゃいました(笑)というのも、臥龍禅道場のページはあるのですが、それを管理しているのはトルコ支部のイルカイ氏なので、一応本部道場からの発信という意味で老師名義で作りました。アカウントお持ちの方はお待ちしております。
明日から老師がトルコ支部へ出張稽古に向かわれますので、稽古日程及び稽古内容が一部変更になります。
5月9日(木) 稽古なし
5月11日(土) 13:30 本部道場 自主稽古
5月12日(日) 12:30 坐禅会 13:30 本部道場 自主稽古
5月14日(火) 稽古なし
5月16日(木) 稽古なし
5月18日(土) 13:30 本部道場
5月19日(日) 12:30 坐禅会 13:30 本部道場
なお、11日と12日につきましては、見学・体験を受け付けておりませんので御了承下さい。
不明な点は、当道場0225-87-2475へ連絡ください。内弟子のKとJが対応させていただきます。門人の方々につきましても、老師の携帯電話ではなく、道場の方へお願いします。
接心とは、一定期間精神を集中して、心を接(=摂)取すること。禅寺、特にその修行道場では、昼夜問わず坐禅に打ち込むことである。臥龍禅道場では、つい先ほど、6日間にわたる「動く禅」の接心が終わったところだ。内弟子は別として、ほぼ皆勤で参加されたK氏をはじめ、門人一同には「お疲れ様」と声をかけたい。
中でも大きな出来事と言えば、懇親会から始まる合宿と、寺院向け雑誌の取材であろうか。
懇親会は、この時期恒例のタケノコ・たらの芽を食す会である。タケノコとたらの芽は、内弟子二人そして老師自ら摘んできたものである。老師は門人たちに食していただきたく採ってきてるのだが、内弟子は自らの胃袋のためにせっせと摘んでいた。これが精神性の違いというものであろうか。様々な手料理が振る舞われ、床の間はドリンクコーナーと化し、いつしか酔拳の部へと移っていった。
そのまま合宿に参加した者は、翌日に坐禅とお経に稽古、午後にも坐禅と稽古と、静動ふたつの禅をみっちり叩き込まれて帰られた。
月曜日には、「寺門興隆」という雑誌の記者が東京からお越しになられ、まずは済興寺についての話、それから臥龍禅道場や大東流合気柔術の取材が行われた。S記者も体験されてみたところ、その神秘性に大いに驚きを覚えたようであった。記事が掲載され次第、皆様に紹介さしあげたい。
老師は明日以降、イルカイ氏の道場開きに伴い、10日間トルコ支部へ指導に向かわれる。言わばこれも接心であろう。イルカイ氏も、さぞ充実した10日間を過ごせるであろう。
以前の記事で、6日(月)は稽古なしとお伝えしましたが、変更になります。
某寺院向け冊子で臥龍禅道場が取り上げられることになり、その取材が6日に行われることとなりました。
そのため、稽古なしのところを、通常通り13:30から本部道場で稽古、に変更となりますので、よろしくお願いいたします。
なお、取材向けということもあり、見学・体験につきましては受付しておりませんので、御了承お願いいたします。
結果として、本日2日から7日まで毎日稽古が行われることになりました。
門人たちが流すのは、汗か涙か、それともため息か。内弟子Mr.Kはため息の方です(笑)
4月21日と29日、福島県で奉納演武を行った。
まずは21日。
南相馬市の鹿島御子神社での奉納演武。
この日は生憎の、というよりは、まさに季節外れの雪模様。
急きょ場所が変更され、体育館内での演武となった。
我が臥龍禅道場が福島で演武を行うのは初めてのことであったが、福島の古武術協会の方々は、我々を温かく迎え入れて下さった。
また、大衆的な武術や見慣れぬ武術まで、様々な団体が参加しており、我々の知見も広まる良い機会であったと思う。
続いて29日。
こちらは伊達市の霊山神社での奉納演武。天気にも恵まれた。
初めての参加であるが、大祭そのものは古くから行われており、毎年春秋2回の開催とのことである。
実はこの霊山神社、大東流と関係が深い神社である。
大東流中興の祖である武田惣角、その師と言われている西郷頼母が宮司をしていた神社であるのだ。
実際、大東流に関係のある者が、毎年参拝に訪れている模様である。
そういう意味では、まさに「奉納演武」をしてきたとも言えよう。
機会があれば、また参加させていただきたいものである。
それとは別に、門人たちで一緒に訪ねてみるのも面白いかもしれない。
秋には会津での演武大会を予定しているが、その足慣らしとしては良い演武ができたと思う。
最後になるが、参加していただいた門人には、その労をねぎらいたいと思う。