2009年12月28日月曜日
2009年12月26日土曜日
2009年12月23日水曜日
正体現す
何を隠そう、今日の投稿はミスターK自身によるものである。文体は老師に似せて書こうと思うが。
私ミスターKは、既にお会いした方もおられたこともあり、ご存知である方もいらっしゃるであろうが、老師の実の息子である。ここで改めて自己紹介させてもらうと、私は兵庫県は西宮市に在住の学生で、只今長期休暇をもらって、実家でもある済興寺・臥龍禅道場で生活している。こちらに帰省するにあたり、父親でもある老師から、
「普段の帰省は客としての扱いだが、今回の生活は弟子として扱うぞ。」
とのお達しを頂戴承った。
弟子即ち日々の生活が修行である。老師はどうしても私に合気柔術を修行の一環としてさせたいようだが、いかんせん食わず嫌いなもので避けてしまっている。
また、済興寺、すなわち臥龍禅道場にて生活しているにもかかわらず、本部道場での練習に参加しない大きな理由がもうひとつあるのだ。それは本部道場にて練習が行われる曜日、即ち週末にある。週末だけに、しかもちょうど練習時間と重なるときに行われるもの。それが競馬である。西宮にある家のすぐ近くに阪神競馬場があり、「週末=競馬」という図式が頭の中に組み込まれてしまっているのだ。ましてこの時期、毎週のようにGⅠレースが組み込まれ、合気どころではないのだ。だが、この欲望に打ち勝ってこそ、合気から得られる悟りというものが見えてくるのかもしれない。
さて、来る27日に稽古納めと臥龍禅道場の忘年会があるらしい。老師からは、「ミスターKも参加しろ。」と言われているので従おうと思っている。が、忘年会は(おおよそ)3時かららしい。その日は競馬の総決算でもある有馬記念が行われる日でもある。忘年会に参加しつつも、横の部屋にあるテレビでもっぱら競馬観戦を行っている自分が見えているのだが、さて・・・。
私ミスターKは、既にお会いした方もおられたこともあり、ご存知である方もいらっしゃるであろうが、老師の実の息子である。ここで改めて自己紹介させてもらうと、私は兵庫県は西宮市に在住の学生で、只今長期休暇をもらって、実家でもある済興寺・臥龍禅道場で生活している。こちらに帰省するにあたり、父親でもある老師から、
「普段の帰省は客としての扱いだが、今回の生活は弟子として扱うぞ。」
とのお達しを頂戴承った。
弟子即ち日々の生活が修行である。老師はどうしても私に合気柔術を修行の一環としてさせたいようだが、いかんせん食わず嫌いなもので避けてしまっている。
また、済興寺、すなわち臥龍禅道場にて生活しているにもかかわらず、本部道場での練習に参加しない大きな理由がもうひとつあるのだ。それは本部道場にて練習が行われる曜日、即ち週末にある。週末だけに、しかもちょうど練習時間と重なるときに行われるもの。それが競馬である。西宮にある家のすぐ近くに阪神競馬場があり、「週末=競馬」という図式が頭の中に組み込まれてしまっているのだ。ましてこの時期、毎週のようにGⅠレースが組み込まれ、合気どころではないのだ。だが、この欲望に打ち勝ってこそ、合気から得られる悟りというものが見えてくるのかもしれない。
さて、来る27日に稽古納めと臥龍禅道場の忘年会があるらしい。老師からは、「ミスターKも参加しろ。」と言われているので従おうと思っている。が、忘年会は(おおよそ)3時かららしい。その日は競馬の総決算でもある有馬記念が行われる日でもある。忘年会に参加しつつも、横の部屋にあるテレビでもっぱら競馬観戦を行っている自分が見えているのだが、さて・・・。
2009年12月22日火曜日
体験・研修会を終えて
先週の土曜日に仙台在住のYご夫妻が雪降る中を本部道場まではるばる体験に来た。何が気に入ったのか、迷わずに入門の意思表示。有難い思いである。合気技のひとつひとつに驚きと感動の様子。前向きなその態度にお二人の意気込みを感じた次第である。
さて翌日、S学園高校の先生方の禅体験が当道場で行われた。到着後、坐禅、講話、合気柔術を体験して頂いた。研修対象の4名の先生方は、多少緊張気味でもあったようだが真剣に取り組んでおられた。静の坐禅と動の禅(合気柔術)。講話は禅のテキスト「無門関」を提唱。いつもの教育現場とは違う時間と空間。参加者が多少なりとも得るところがあったとしたなら、道場主として本懐である。尚、門人諸氏には陰に陽にご協力を頂いた。感謝する次第である。このような坐禅会を定期的(月一回程度)に行いたいと思っている。
さて翌日、S学園高校の先生方の禅体験が当道場で行われた。到着後、坐禅、講話、合気柔術を体験して頂いた。研修対象の4名の先生方は、多少緊張気味でもあったようだが真剣に取り組んでおられた。静の坐禅と動の禅(合気柔術)。講話は禅のテキスト「無門関」を提唱。いつもの教育現場とは違う時間と空間。参加者が多少なりとも得るところがあったとしたなら、道場主として本懐である。尚、門人諸氏には陰に陽にご協力を頂いた。感謝する次第である。このような坐禅会を定期的(月一回程度)に行いたいと思っている。
2009年12月18日金曜日
直近の土日のお知らせ
明日の19日は正午から本部道場での稽古となります。見学体験者ありです。稽古は午後2時半までです。翌20日は某高校学園の教師数名が当道場に来てのzen体験。そこに新弟子も加わわり右往左往!?。さてその結末や如何に。結果は当ブログにて・・・。
2009年12月15日火曜日
2009年11月24日火曜日
2009年11月10日火曜日
近況
先月から今月はバタバタしていて、このブログも更新出来ないでいた。その主たる原因は当人の不精から来ていることは言うまでもないのだが・・・。10月は7名が昇級・昇段した。少年の部で二名の初段が誕生した。彼らが成人になる頃にはどんな合気になるのだろう。今後と将来が楽しみである。11月になってからは特別稽古会が行われた。県外からも参加して頂き、一泊二日のシュギョウ?となった。参加者の一人は二日間にわたりビデオカメラ撮りをしていたのだ。稽古の合間に抹茶を点てたりして和んだりしたのだが、そこもしっかりRECされているのだろう。15日の日曜には「宮城県古武道協会・演武大会」が宮城県武道館で行われる。福井県支部からも二名参加の予定である。ありがたい思いである。
2009年9月29日火曜日
宮城県武道館まつり を終えて
9/27の日曜日、タイトルの通り宮城県武道館に於いて中級以上の門人が緊張感のある演武を行っていただいた。観客の皆さんが集中して観て頂いたのか、シーンとしてザワメキ音がしなくなったのだ。これだけでもありがたい。総じて大東流らしさが表演できたと思う。体験コーナーも沢山の人に来て頂いた。これもありがたい。興味をもたれた方々には是非気軽に遊びに来て頂きたい。
2009年8月27日木曜日
2009年7月29日水曜日
9/27 今年も演武
来る9月27日に「宮城県武道館まつり」が開催される。昨年に続き、今年も当道場は演武を行う。午前9時に開会式。大東流は10時~11時頃の予定。参加団体の演武は12:30頃に全て終了。そして昼食。このときアトラクションとして「柳生心眼流」の演武があるらしい。その後、午後1時から2時半まで当道場の「体験会」も用意している。当日、見学して興味を持たれた方は是非とも体験していただきたい。
2009年7月20日月曜日
ウミの日
本日は海の日である。連休なので都合の良い門人で急遽稽古することになった。五感を超えた所の自身の身体を動かしているもう一人の自己がある。これを禅の世界では「一無位の真人」とか「真実の自己」と言う。本日の参加者がその存在に気付ける稽古になったようだ。その「真実の自己」こそが面前に現れて自由に振舞ってくれるだけで合気の技とか術になってしまうのだ。今までの基準であったちっぽけな自分自身は何もしていない。身勝手な俺の手、俺の腕、俺の我慢との決別、自我の放棄なのある。参加者各位の眼の輝きが違う。「大我」に気付いて新たなステージに立ったのである。要するに不見の見という「眼」が出来てきたのだ。今日は門人が真実の自己に巡り遭えた、目出度き「産みの日」となったのである。
2009年7月13日月曜日
2009年7月6日月曜日
福井の集中稽古
本日、福井支部での集中稽古会を終えて宮城に戻った。福井では毎度のことながらK氏、F氏、S氏には種々のご配慮を頂いた。感謝する次第である。剣道家二名との体験の場面をあったりした今回の稽古である。集中稽古終了後、K氏は「リライム」という宿泊施設までお付き合い頂いた。一献傾ける前にサウナや天然温泉で汗を流したのだが、その時の彼の背中を見て驚いたのだ。イレズミがあった訳ではない。何と彼の背骨の辺りが引っかき傷のように幾筋もの赤みを帯びていたのだ。原因は最終日の稽古が畳ではなく、板の間での受身のせいだったせいらしい。本人も身体を洗ったら初めて痛みを感じたらしい。一日も早く赤みと痛みが消えることを切に願う次第である。
2009年6月30日火曜日
2009年6月16日火曜日
2009年5月29日金曜日
県古武道協会の打ち合わせ会に出席
本日、W町の公民館にて宮城県古武道協会の役員会が行われた。そこでの協議で決まった事は以下の二点である。①、今年度の古武道演武大会は、11月15日(日)に決定。場所は仙台の宮城県武道館か多賀城市総合体育館を予定。確定次第、当ブログにてお知らせする。②、発足当時の県古武道協会の会則を見直ししたいとの提案があり、修正作業に入ることになった。他に古流各流派の先生方の共通な思いは、単なる勝敗ではなく、日本古来の精神性を幼少期より涵養する古武道こそが今後の日本人に必要。しかしながら周囲の古武道への関心や理解が希薄なのが現状である。先人が残せし高い理念と精神性を何故に着目し修する事が出来ないのだろうか。ある古流剣術のご高齢の先生は「同様の伝承者も鬼籍に入り、自分が最後の伝承者で絶えるは必定」との吐露であった。何とも寂しい悲しい現実である。しかし、また光も見えた。ある先生は、流派の垣根を越えて交流や研鑽があっても良いのではないかと。私はこの意見に賛成である。その道に達した先生方ではあるが、そこに尻を据えずに他の古流からも更なる向上の為のヒントを得ていく姿勢に共感なのである。T会長をはじめ古武道振興打開策に苦慮している諸先生方を肌で感じた一日であった。
2009年5月27日水曜日
厳しさの裏側
先日の稽古時でのこと。普段は温厚な私?が、あろうことか声を荒げてしまう事が二度あったのだ。少し大人げ無かったかなと反省もしつつ、いや、やはり門人としての態度に、そして道場内の空気に、今後においても看過できない部分があったからである。雷は落ちはしたが、それもこれも相手に、そして周囲に良かれと思えばこその親切心の発露なのである。以前、私も禅の修行において、先の師匠から「師が厳しくなってきたら、シメタと思え。師が本気で門人を鍛えあげようとしている証拠なのだ」と言われたことが今でも脳裏に蘇える。縁あって学んでいる門人を私の身勝手な感情で怒鳴ったりはしてはいないのだ。此処のところを耐え忍んで透過した者がホンマモノになるだけなのだ。
2009年5月16日土曜日
2009年4月28日火曜日
タモちゃんと院生のA氏
先日の日曜に男性の初段が誕生した。仮にタモちゃんとしておこう。柔道家でもある。気魄が籠もっていて良い表演であった。先ずは目出度い。また同日、T大の院生A氏が坐禅と合気の体験のため来山した。彼は以前にアメフトと陸上競技の選手とのこと。自室で独学で坐禅もしているのだ。なるほど、身体能力と学習能力に光るものを感じる。体験稽古後の感想を訊ねたら、ブログの動画では半信半疑だったが目の当たりにしてヤラセではないことが判った、との弁であった。
率直な感想である。正直でヨロシイと思う。やはりこの武術は自身の体験を経ないと到底理解不能な世界なのだから。
率直な感想である。正直でヨロシイと思う。やはりこの武術は自身の体験を経ないと到底理解不能な世界なのだから。
2009年4月21日火曜日
2009年4月19日日曜日
昇級・昇段審査とM氏
本日の稽古は昇級・昇段審査も行った。三名の審査であったが勿論全員合格である。久々に女性の初段も誕生した。当道場の層が日ごとに厚みを増して来ている事がとても有難いと思う。また本日は京都のM氏も稽古に参加してくれた。元アメフトの選手である。生半可な合気では彼には通用しないのだ。双方良き体験になった事と思う。また機会を見つけて来て頂きたいものである。
2009年4月7日火曜日
2009年3月11日水曜日
2009年3月4日水曜日
2009年3月3日火曜日
2009年2月23日月曜日
2009年2月16日月曜日
2009年1月29日木曜日
能・・・No・・悩・・
先日(1/29)の仙台での稽古のことでした。
その時、ある門人に言われたのは、「老師の技は”能”の動きのようである」と。
また「闘争的な構えを感じさる所が殆んどない」とも。
ついでにもう一つ、「親が子を窘めるような技で、つまらない反抗心を削ぐような技を感じる」とも評しておりました。
おや、こんな門人が居たとは・・・!、多少、ヨイショがあるにしても、驚きと嬉しさに内心ニンマリ。臥龍禅道場の方向性や特色を端的に評してくれた一言ではありました。
2009年1月26日月曜日
2009年1月11日日曜日
寝正月からの目覚め!?
今年初めてのブログである。
あらためて本年も臥龍禅道場を宜しくお願い申し上げる次第である。
さて、音沙汰の無かった年頭ではあったが、昨今の出来事は以下の通りである。
1/3 初稽古。及び新年会を本部道場で行った。
各位、充実した稽古後に、持ちよりの料理で一献。
1/4 前日に引き続き稽古である。
参加者の顔が生き生きと感じられる。今年は黒帯が増えそうな予感・・・いや、実感である!
1/8 多賀城での稽古。
S氏との初稽古となる。氏はある武術の師範でもある。今年は賓主互換の年になる。
1/9・1/10 この両日、仙台市在住のS氏が見学体験に訪れた。
いろいろな武術を嗜んでいるのだろう。昔日の厳しい稽古が心身に刻み込まれている御仁である。
体験して曰く、今までの武道暦で初めての体感である、と。
1/11 今年一番の参加者数である。
壮若男女(老若ではない!)の稽古。52.5畳の本部道場が狭くすら感じた次第である。
後半、K君は何か得るところがあったらしく、稽古後、嬉々として帰って行った。
こんな時ほど指導者としての喜びに勝るものはない。
しかし、更に参ぜよ三十年!である。
今年は丑年。当道場も干支に因んで「虎視牛行」で参ろうか(笑)。
あらためて本年も臥龍禅道場を宜しくお願い申し上げる次第である。
さて、音沙汰の無かった年頭ではあったが、昨今の出来事は以下の通りである。
1/3 初稽古。及び新年会を本部道場で行った。
各位、充実した稽古後に、持ちよりの料理で一献。
1/4 前日に引き続き稽古である。
参加者の顔が生き生きと感じられる。今年は黒帯が増えそうな予感・・・いや、実感である!
1/8 多賀城での稽古。
S氏との初稽古となる。氏はある武術の師範でもある。今年は賓主互換の年になる。
1/9・1/10 この両日、仙台市在住のS氏が見学体験に訪れた。
いろいろな武術を嗜んでいるのだろう。昔日の厳しい稽古が心身に刻み込まれている御仁である。
体験して曰く、今までの武道暦で初めての体感である、と。
1/11 今年一番の参加者数である。
壮若男女(老若ではない!)の稽古。52.5畳の本部道場が狭くすら感じた次第である。
後半、K君は何か得るところがあったらしく、稽古後、嬉々として帰って行った。
こんな時ほど指導者としての喜びに勝るものはない。
しかし、更に参ぜよ三十年!である。
今年は丑年。当道場も干支に因んで「虎視牛行」で参ろうか(笑)。
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